エアコンクリーニングは本当に意味がないのか?
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保存必須!プロが正直に答える Q&A
エアコンクリーニングは
本当に意味がないのか?
本当に意味がないのか?
数万台の現場を見てきた専門家が、誠実にお答えします
導入
エアコンクリーニングを試したことがある方の中に、「やってみたけど、正直あまり変わらなかった」と感じた方がいるかもしれません。
その感覚は、完全な間違いではありません。
意味がなかったとすれば、それには理由があります。
今日はその理由も含めて、プロとして正直にお答えします。
Q 1
そもそもエアコンクリーニングで何が変わるのか?
❓
エアコンの内部は、使い続けるうちにカビ・ホコリ・油汚れ(キッチンの近くに設置しているエアコン)が蓄積していきます。この汚れが引き起こす問題は、主に3つです。
🔻 1. 冷暖房効率の低下
熱交換器にホコリが詰まると、空気の通りが悪くなり、設定温度に達するまでの時間が長くなります。その分、電気代も上がります。
🔻 2. 健康への影響
カビ胞子やホコリが送風口から室内に放出され続けます。特に免疫力の低い乳幼児や高齢者、アレルギーや喘息をお持ちの方がいるご家庭では、見過ごせないリスクです。
🔻 3. 臭いの発生
カビや雑菌が繁殖した内部から、運転のたびに不快な臭いが出てきます。
クリーニングによってこれらが改善されるのは、メカニズムとして当然のことです。ただし、「改善されるかどうか」は、業者の技術力と、エアコンの状態、そして臭いの発生源がどこにあるかによって大きく変わります。
Q 2
「やっても意味がなかった」のはなぜか?
🤔
これには、大きく3つの原因があります。
1. 業者の技術力の問題
エアコンの裏側や奥まった部分まで洗浄できていない、すすぎが不十分、乾燥工程を省略した——こうした作業では、汚れやカビが残ったままになります。クリーニングをしたという事実はあっても、内部の状態が十分に改善されていないケースです。
2. 1回の洗浄では取り切れない汚れがある場合
長年蓄積したカビや油汚れ、極度のヤニ汚れ、エアコンの素材に染み込んでしまった臭いは、どんなに丁寧に洗浄しても一度で完全に除去できないことがあります。これは業者の問題ではなく、エアコンの状態として避けられない限界です。
3. 臭いの発生源がエアコン以外にある場合
壁やカーペットなど部屋全体からカビ臭が発生していたり、エアコンの近くや真下にある窓が原因になっていることがあります。窓周りのコーキング部分や、すりガラスなど表面にでこぼこのある窓は、小さなカビが付着しやすく、それをエアコンが吸い込んで送風口から出してしまうことがあります。この場合は、エアコンをいくらきれいにしても根本的な解決にはなりません。
Q 3
今すぐやる意味がある人、今はやらなくていい人の違いは?
⏳
よく「購入後2年以内なら不要」と言われますが、これは一概には言えません。
同じ新しいエアコンでも、北側の部屋や換気が悪い場所に設置されている場合、風通しの悪い盆地などの地域では、使用頻度が低くても内部にカビが発生しているケースがあります。「新しいから大丈夫」という判断は、設置環境を無視した話です。
一方で、設置環境が良く、使用頻度も低く、前回のクリーニングから1年も経っていない場合は、急いでやる必要はないと正直に思います。
✅ 判断の目安(設置年数に関わらず検討を)
- 吹き出し口に黒い点々が見える
- 運転時に臭いがする
- 以前より冷えにくくなった
Q 4
プロとして「これは意味がない」と断言するケースは?
🚨
🚫 ケース①
「市販のスプレーを使い続けている場合」
市販スプレーは噴射の勢いが弱く、エアコンの表面には多少届いても、内部まで洗浄することは構造上不可能です。むしろ表面の汚れを内部に押し込んでしまい、内部がかえって汚れるリスクがあります。プロの洗浄の代替にはなりません。基本的にはおすすめできないというのが、正直な意見です。
🚫 ケース②
「臭いの原因を特定しないまま依頼する場合」
前述の通り、臭いの原因が部屋の壁・カーペット・窓周りにある場合は、エアコンをクリーニングしても解決しません。まず発生源を確認することが先です。
🚫 ケース③
「格安業者で『効果がなかった』経験があるのに、また格安業者に頼む場合」
同じ選び方をすれば、同じ結果になる可能性が高い。業者選びの基準を変えることが先決です。
Q 5
本当に効果を感じるための、正しい依頼の仕方は?
✨
三つだけお伝えします。
1
業者を複数社比較すること。
1社だけに問い合わせて即決しないでください。料金だけでなく、作業内容・追加料金の条件・保証の有無を比較する。これが最も重要です。
1社だけに問い合わせて即決しないでください。料金だけでなく、作業内容・追加料金の条件・保証の有無を比較する。これが最も重要です。
2
設置環境と状態を正直に伝えること。
設置場所・製造年・最後にクリーニングした時期・気になる症状——これらを事前に伝えることで、業者も適切な対応ができます。
設置場所・製造年・最後にクリーニングした時期・気になる症状——これらを事前に伝えることで、業者も適切な対応ができます。
3
作業後の確認を怠らないこと。
試運転で水漏れ・異音・臭いがないことをその場で確認する。洗浄水とすすぎの水を見せてもらう。この2点を習慣にするだけで、クリーニングの質は大きく変わります。
試運転で水漏れ・異音・臭いがないことをその場で確認する。洗浄水とすすぎの水を見せてもらう。この2点を習慣にするだけで、クリーニングの質は大きく変わります。
最後に
「意味がないのかな」と感じたことがある方に、改めてお伝えします。
その経験は、エアコンクリーニング自体の限界ではなく、
ほとんどの場合、業者の選び方か、臭いの発生源の問題です。
ほとんどの場合、業者の選び方か、臭いの発生源の問題です。
正しい判断基準を持って、適切な業者に依頼する。それだけで、結果はまったく変わります。
この記事が、その判断の一助になれば幸いです。
